空間情報化のデザイン 建築・ロボティクス・ITの融合
僕にとって,このタイトル&サブタイトルのフレーズは,
すべて隣の領域.だけどわかっているようで,分かっていない.
この本で語られているのは,ユビキタスの先にやってくる世界.
キーワードは「空間知能化」.
特定のもののCMではないけど,具体的な話があるわけでもない.
思想的視座が,ところどころ映画や社会学も援用しながら語られている.
いろんな意味で学術書.
本とか,テレビとか映画とかゲームとかWebとか.
メディアって言うとこういうものをイメージしがちだけど,
マクルーハンを援用するまでもなく,建築というか,空間も.メディアだ.
メディアの使い方や発想の方向を考えるにはいい一冊.
今僕なりの答があるわけじゃないけど,
メディアのあり方を考えるときに思い出したい.
もちろん,将来の建築やロボットのあり方を見据えるのにも.
- 作者: 橋本秀紀,渡辺朗子
- 出版社/メーカー: NTT出版
- 発売日: 2004/12
- メディア: 単行本
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