WEB人間論
このテクストに対して,いろいろコメントする*1ことは可能だけど,
せっかくここは「どっとこぶろぐ」なので,
自分に対してコメントすることにする.
この「どっとこぶろぐ」は微妙なポジションだ.
ゲームやらアニメやらの記事が中心だけど,でもちょっと違う.
一般的というほど広くないし,そこまで深くはない.狂気も足りない.
自分の感覚でしかないけど,どこの「島宇宙」にも属していないし,
どこかの共同体のように何かを共有しているわけでもない.
記事内容では,「リアル社会」ともつながっていない.
だからといって,「リアル社会」とつながっていないわけではない.
ここでの地道な活動が,ここでの僕とは別の活動の遠因になっている.
どっとこう(本家)の活動がリアル社会での活動に反映させることもある.
この程度で良かったのか,と時々問いかけることもあるんだけど.
それでも,今まで来た道を振り返ると,歩き出している,その実感はある.
結局このぶろぐは何処に向かうのだろうか.その答ははっきりしてない.
ただ,なぜはっきりしていなかったのかはわかった.
自分を特定のカテゴリーに入れるのがいやなのだ.
その反面で,はっきりさせて決めたい,という気もある.
この2つの間で常に揺れ動いている.
どちらに振れることなくただ漂っている.
それがこのぶろぐが彷徨っている原因だろう.
その他この本を読むといろいろ反省したくなる点も多い.
リアルタイム性*2とか,小説を書く人があたる壁の話とか.
このぶろぐはどこに向かうのか.どこに行こうとも,
それでも動いている限りはどこかに向かっている…と信じている.
本当はリアル社会での活動の一部にしたいと思いながらも,
結局一種の日記みたいなものを書いてしまいました.とさ.
引き続き,おつきあいお願いします.
- 作者: 梅田望夫,平野啓一郎
- 出版社/メーカー: 新潮社
- 発売日: 2006/12/14
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