サンタクロースが歌ってくれた
溜め込んでました第一号.
演劇集団キャラメルボックスの作品ですが,
去年の冬にMXテレビでやっていたのを録画して今さらながら見てみた.
実は演劇をTVで見る,という経験はあまりしたことがない.
そのせいでとても埋めがたい距離感を受けた.
これは,観客と舞台の距離がとても近い証拠だろう.
確かに,その距離感をさっ引いても,十分に楽しい.
話の流れというか雰囲気がすごく自然なのだ.
指向しているものに向かっているのだけど,
それでいて今までの感覚も忘れていない*1.
クリスマスにはもってこいの作品だと思う.
この作品を観たのは…夏だけど.
お勧め度:★★★★☆
*1:演劇に限らず,序盤と終盤で雰囲気が分裂している作品,言い方を変えると,終盤の雰囲気が前半の雰囲気を全てかき消してしまう作品は残念ながら少なくない