のだめカンタービレ
僕は,高校では吹奏楽部だった.そして,中学では管弦楽部だった.
この番組を見て中学の頃を具体的に思い出す,ということはないが,
それでも幾分親しみやすい世界だ.
それが同じ女性にヒットした『NANA*1』や
『ハチミツとクローバー』は見向きもしなかったのに,
この『のだめカンタービレ』を録画して見ていた理由のひとつかもしれない.
だけど,それはあくまで理由のひとつに過ぎない.
たぶん,この作品の本当の魅力は「のだめ」本人のあの生き方なのだろう.
同じ生き方をしたいとは思わないし,できないんだけど,
だからこそどこかに憧れがあるのだろう.
恋愛ももちろん,プロフェッショナルの生き方としても参考にしていた.
アニメ版では最後に外国に行くことが決まるところで終わるんだけど,
そうすることがやはり少なくとも音楽ではそうする方が良いのだろうか.
日本でまだやれることがあるはず,というセリフがあっただけに,
自分の人生について考えさせられる.
先行して見ていた『史上最強の弟子ケンイチ*2』のケンイチ君と美宇さんを
どこか連想してしまうのが若干難だったけど*3.
お勧め度:★★★★☆