どっとこうMOTTO

電子書籍『After』(全2巻),BookLive!(http://booklive.jp/product/index/title_id/116980/vol_no/001),紀伊國屋書店(https://www.kinokuniya.co.jp/f/dsg-08-EK-0012917)などで好評発売中。

かいけつゾロリのなぞのお宝大さくせん

さて,原作本を読んだので,改めて*1レビュー.


映画と原作は同じタイトルで同じような感じだけど,
詳しく見ると,その違いは無視できない.
でどっちがいいかと聞かれれば,じゃなくて,どちらもアリだと思う.面白い.


今回は前編・後編の超大作.後編はいつもより8ページも長いくらい.
だから,映画も1時間*2では足りない.
描ききれていない部分も多い.とくに石ぞうロボ*3に関する部分がね.


タイガーが発明を募集しているシーン*4で,なぜやかんネタばかりだったのか,
それが映画を見ていて分からなかったんだんだけど,
原作本を読んでやっとわかった.そっか.
原作のテイル料理の名前もさすが.


映画は,時間が足りないと書いたけど,テンポがすごくいい.
原作のケチ臭さもなかなかだけど,オープニングから飛ばしていて楽しい.
見ていて飽きない.時計が気にならなかった.
イシシの声ももう慣れました.はい.


まあ,タイガーのポジションだけは何とかして欲しいなあ.
あれじゃ単なる敵役だもん*5


最後に,パンフレットにある原先生からのメッセージを.

この映画にはお子様にはわかりにくいパロディーやおあそびがちりばめてありますが,「わっかるかなー、わっかんねえだろうなー」と突っ込みを入れつつひそかにおたのしみください。

ゾロリは,これが楽しい.でも,僕の知らないネタも盛りだくさんなんだろうなあ….




映画公式サイト
http://www.kerozoro-movie.net/


そういえば,公式サイトにも舞台挨拶の模様が公開されていました.
http://www.herald.co.jp/official/keroro_zorori/news/1004.html
この写真には映っていませんが,この場にはいました.

*1:id:futagawakou:20060311

*2:正確には53分らしい

*3:これ、映画のみの登場

*4:コラボレーションをやっているシーンでもあります.

*5:今回は出番がなかったものの,ブルルとかも危険.