ウェブ進化論
この本は,「どっとこぶろぐ」も利用している
「はてな」(まさにここ!)の取締役の梅田さんの本です.
ところどころに今までの「はてな」の展開もちょっと見えて,興味深い.
途中,過剰とも思えるほどに,グーグルを賛美した時は,
激しい怒りに似たものがこみ上げてきた.
でも,その怒りはここに書いてあったことが嘘だからじゃない.
たぶん,ここに書かれていることは真実なのだと思う.
だからこそ,怒りなのだ.
グーグルに,少なくとも「あちらの」(ネットから見れば「こちらの」)世界を
牛耳られて良いのだろうか?自分はただ見ているだけなのだろうか?
と,嫉妬してみるけれど,最後まで読むとそこまで深刻に考える必要はない.
グーグルも完全ではないし,足りない部分もある.
まだまだこれからだ.
そう,これから.世界はどんどん変わっていく.
だから,いや,むしろ進んで二川項も進化していかなくちゃいけない.
ネット上の二川項も.プライベートも.会社も全て.
「二川項」という人間には何ができるのだろうか?
- 作者: 梅田望夫
- 出版社/メーカー: 筑摩書房
- 発売日: 2006/02/07
- メディア: 新書
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