1億稼ぐ「検索キーワードの見つけ方」
本棚に眠っていたので,今さらながら読んでみた.
…今さらだった.去年の本なのに.
「あるある」に取り上げられると良い,なんて言うのはご愛敬.
決定的なのはオーバーチュアのキーワードアドバイスツールが
すでに使えなくなっていること*1.
その辺りは差し引いても,
紹介されているのは(今となっては,と言うべきか)スタンダードな方法.
インターネットで何かしようとしているのなら,読んでおいて損はないだろう.
雑貨での起業や,好きなことをやればいいといった事に対して,
著者が斬り捨てるあたりは快感なのだが,
あまりにもアンチ的な正面突破の正論には正直ついて行けない部分も.
役には立つだろうが,愛するタイプの本ではない.
最後に.この本をもし買って読み終わった後,
この一連のプロセスにはどんな意味があるかを考えてみるといい.
きっと思うところがあるはずだ*2.
おすすめ度:★★★☆☆(まあまあ)
1億稼ぐ「検索キーワード」の見つけ方?儲けのネタが今すぐ見つかるネットマーケティング手法
- 作者: 滝井秀典
- 出版社/メーカー: PHP研究所
- 発売日: 2006/03/21
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
- 購入: 3人 クリック: 327回
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ゾロリのおむすびころりん
アニメ版は終わっていないけど,コミック版*1は続きます.
あれこれ視点を変えて5冊紹介してきたけど,そろそろ限界(笑).
良くも悪くも相変わらず.もはや定番ですな.
かいけつゾロリ 6 ゾロリのおむすびころりん (ブンブンコミックス)
- 作者: 原ゆたか,きむらひろき
- 出版社/メーカー: ポプラ社
- 発売日: 2007/03/10
- メディア: コミック
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*1:余談だけど,連載誌ブンブンでアニメ化している『ロビーとケロビー』ではちょっとした問題が起きているみたい. id:futagawakou:20070511 関連.
辻ちゃん,妊娠だって
辻ちゃん、杉浦太陽と結婚!妊娠2か月
http://hochi.yomiuri.co.jp/entertainment/news/20070508-OHT1T00103.htm
基本的に芸能界には興味がないんだけど,
キャラクターとして関心があるから一言.
ちょっと前に加護ちゃんが喫煙で色々あった.
未成年の喫煙はもちろん悪いんだけど,
芸能界はそれ自体でで拒絶したりする場所ではない.
昔,悪だった芸能人がどれだけいるか.
ただ,加護ちゃんが引退に追い込まれたのは,
自分の「ウリ」への理解の欠如に他ならない.
彼女のウリは喫煙とは遠い世界のことだったはずだ.
今回の辻ちゃんも似たような感じ.
妊娠自体はおめでたいことだし,少子化にも一役買ってる(笑)
だけど,やっぱり彼女のウリとは相容れない.
ずっとあのままって訳にもいかないだろうし.
まあ.ギャルになっていたくらいだから,
引き際を考えていたのかもしれないねえ.
そういう意味では良い時期だったのかも.
辻ちゃん,お幸せに.
非コミュ指数テスト
非コミュという言葉があるらしい.
この言葉を聞いたことがない人でも,
大体お察しの通りの意味.
さて,僕はどのくらい非コミュなのか―
それを判定するテストがあったのでやってみた.
その結果がこのイメージ*1.
珍しくはっきりと結果が出た.
不器用度や無関心度は高くないようだけど,
人間不信度がなんか高い.
ん〜どうですか?
さりげなく,軽度の非コミュだ,ということろも見逃せない.
非コミュについては
http://originaltheory.g.hatena.ne.jp/keyword/%e9%9d%9e%e3%82%b3%e3%83%9f%e3%83%a5?kid=11
自分が非コミュかどうかはこちらで
http://www5.big.or.jp/~seraph/zero/discomm.cgi
「伝説の社員」になれ!
お久しぶりです.
この本は,ここで取り上げた多くの本を知ったきっかけを作ってくれている*1
「ビジネスブックマラソン」の編集長でもある,土井さんの新作.
この本の内容については,実はすでにAmazonで書評を
書いてあるから,そちらを引用.
この本に書かれていることは.誰にでもあてはまる普遍性がある.
一流大学とか有名企業だから為し得る話ではない.
1万冊ものビジネス書をバックグランドに持っている土井さんが
「自分」の中に眠る種をどう発掘するのか.その見つけ方のヒントを与えてくれる.
いろいろなヒントがあるけれど,個人的に一番驚いたのは
最初にある「自分が高く売っているから,コキ使われてしまう」ということ.
現状に不満があるからこそ,できることがある.
しかし,残念ながら伝説への道は厳しく険しい.誰にでもできるわけではない.
だからこそ,伝説なのだろう.
そして幸せなことに,伝説になるかどうかは,自分で決めることができる.
何に時間と金を使うのか,何(なに)で伝説になるのか,どんな生活をするのか…
さあ,どうするか?
特に気を遣っている訳じゃないから,これ以上でも以下でもない.この通り.
ただ,この意見はあまり参考になっていないみたいだけどね.
最近,「セミナーズ」とか「情報起業」系のメルマガとかWebとか見てるんだけど,
こういうところにがっちりはまってしまって,結局やった気になってしまうのが怖い.
大切なのは,習慣にして実行すること.
- 作者: 土井英司
- 出版社/メーカー: 草思社
- 発売日: 2007/04/17
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
- 購入: 2人 クリック: 65回
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そうそう,習慣といえば,個人的な話だけど,
僕は本を読んだとき,気になる部分に線を引いて,後でその気になった部分を
ノートに書く,というスタイルでここ数年やっていた.
だけど,このスタイルは,実はノートに写す手間がかかる割に実りが多くない.
ノートに書いた後で,さらにこのブログで紹介,ということだから,
このブログを書くまでにはどのくらいかかるんだろう(泣)
必要があれば,何度か読めばいいのでは?
ということで,自己啓発系の本は,ノートを取るのを止めました.
この結果はさて,どうなるんだろうか?う〜ん.
*1:言わば,元ネタ
WEB人間論
このテクストに対して,いろいろコメントする*1ことは可能だけど,
せっかくここは「どっとこぶろぐ」なので,
自分に対してコメントすることにする.
この「どっとこぶろぐ」は微妙なポジションだ.
ゲームやらアニメやらの記事が中心だけど,でもちょっと違う.
一般的というほど広くないし,そこまで深くはない.狂気も足りない.
自分の感覚でしかないけど,どこの「島宇宙」にも属していないし,
どこかの共同体のように何かを共有しているわけでもない.
記事内容では,「リアル社会」ともつながっていない.
だからといって,「リアル社会」とつながっていないわけではない.
ここでの地道な活動が,ここでの僕とは別の活動の遠因になっている.
どっとこう(本家)の活動がリアル社会での活動に反映させることもある.
この程度で良かったのか,と時々問いかけることもあるんだけど.
それでも,今まで来た道を振り返ると,歩き出している,その実感はある.
結局このぶろぐは何処に向かうのだろうか.その答ははっきりしてない.
ただ,なぜはっきりしていなかったのかはわかった.
自分を特定のカテゴリーに入れるのがいやなのだ.
その反面で,はっきりさせて決めたい,という気もある.
この2つの間で常に揺れ動いている.
どちらに振れることなくただ漂っている.
それがこのぶろぐが彷徨っている原因だろう.
その他この本を読むといろいろ反省したくなる点も多い.
リアルタイム性*2とか,小説を書く人があたる壁の話とか.
このぶろぐはどこに向かうのか.どこに行こうとも,
それでも動いている限りはどこかに向かっている…と信じている.
本当はリアル社会での活動の一部にしたいと思いながらも,
結局一種の日記みたいなものを書いてしまいました.とさ.
引き続き,おつきあいお願いします.
- 作者: 梅田望夫,平野啓一郎
- 出版社/メーカー: 新潮社
- 発売日: 2006/12/14
- メディア: 新書
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