仕事は演出力 あなたの「魅力」を引き出す38のヒント
私事だけど*1,最近,とある方にやる気を大幅にそぐような事を言われた.
本人もそれが嫌みだと分かって言っているのだから,
何ともたちが悪いったらありゃしない.
僕は個人的に突っ込まれるのは嫌いじゃない.
だけど,それがこちらをけなすことによって,
本人の自尊心を高めるのに利用されたとこちらが
感じたから頭に来たのだろう.
さて,この本を読んだのはそんな気分だったある日.
この本は傷ついた僕の心を癒してくれた.
特に1章・2章あたりは特に.
書かれていた事であっても,言われているような気がする.
話の内容は,著者のマックス桐島さんが出逢った
ハリウッドの人々の魅力についてである.
残念なのは,僕はハリウッドの俳優をほとんど知らないかと.
知らなくても十分に良いんだけど,
ハリウッド通だったらもっと面白かっただろうに.
さて,この本のタイトルについてちょっと補足を.
「演出」とあるが,これはないものを作り出す「偽装」ではない.
あるものをどう魅力的に見せるかの「見せ方」の問題である.
偽装については一切触れられていない.
そして,「仕事は」である.これは実に惜しい.
もちろん,中ではハリウッドという仕事の場の話が書かれているのは,
間違いないんだけど,仕事だけにとどまることはないはずだ.
人間関係でちょっと疲れたり,自分の行動を直したい時に,
読み返してみたい.そんな一冊.
お勧め度:★★★★☆
- 作者: マックス桐島
- 出版社/メーカー: 日経BP社
- 発売日: 2007/04/26
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
- 購入: 3人 クリック: 15回
- この商品を含むブログ (6件) を見る
*1:ええ,いつもです