経験経済
このどっとこぶろぐでは,僕の体重と体脂肪率を公開している.
言わずもがな,左側にある2つのグラフである.
いつになったら体脂肪率が40%を超えるのかな?
あとどれくらいで140キロくらいになるのかな?
もちろん,そういうことを考えて公表しているのではない.
理想的標準的な体重や体脂肪率を目指してがんばっている*1.
そのためにジム(フィットネスクラブ)に月々金を払っている.
だが,少し前にも書いたが*2,あまりジムに足を運んでいない.
その結果,見ていただければ一目瞭然だが,今日現在*3
お世辞にもダイエットに成功しているとは言い難い.
これではいかん!
あ,いけないのは,僕のことではなく,僕が通っているジムのこと.
つまり,これからは経験に対して,
そして変革の結果に対して金を払うべきだ*4.
というのがこの本の重要な主張のひとつ.
全くその通りだと思う.
実は,「どっとこう総見」でも,こんなことを書いている*5.
主人公との心の交流をして,自分が影響される,これが正しいゲームの遊び方です.
「どっとこう総見」とは,言ってしまえば,
ゲームを中心としたメディア作品を,
自分の変革に使うための条件を探るコラムである*6.
考えてみれば,このぶろぐで登場しているいろいろなものにも,
多かれ少なかれ影響を受けているような気がする.
そして,変革のステージに達しているものもわずかだが,ある.
そういうものがあれば,見境なくそのものや経験を買ってしまうだろう*7.
それが何なのかについては,今後のこのぶろぐを見守っていてください*8.
ただ言えるのは,それが何であっても,「僕」という人間にとってものであって,
あなたにとって適切かどうかはわからない,ということ.
と,長々とプライベートな話をしてすみませんでした.
- 作者: B・J・パインII,J・H・ギルモア,岡本慶一,小高尚子
- 出版社/メーカー: ダイヤモンド社
- 発売日: 2005/08/05
- メディア: 単行本
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*1:表現を偽装できませんでした
*2:id:futagawakou:20060124
*3:将来ダイエットに成功したときには,ここの文章は意味が分からなくなってしまう.その時のための一言である.残念ながら,ダイエットに成功していなければ,こんな注必要ない(泣).
*4:月8000円ではなく,1キロ痩せる毎に1万円といった具合に.
*5:この本は2000年に発行した同名の本の復刊版.実は僕はすでに旧版を読んでいる.だから,以下の文章は,この本に影響されて表現している可能性が高い.旧版は図書館で借りて,これはいいと思い,注文したが,復刊版の訳者あとがきにも書いてあるように,廃刊してしまい,購入できなかった.復刊してくれて良かった.この文章のURLは→ http://llllll.s18.xrea.com/x/column/008_howto.html
*6:本文でも指摘があったが,変革すること自体の価値は高いが,その変革は道徳的倫理的にどうなのか,という問題が別にある.これは心理学的には重大なテーマだし,変革を改革に置きかえれば現代日本の政治問題に早変わりする.「呪文」を唱えて女性にモテるようになる,という変革にも同じ問題がはらんでいる.
*7:現に,(以下略)
*8:あるいはバックナンバーを読みあされば,何か見つかるかもしれません.